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りゅーてつ日和!
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 流馬・さくら  流星
 あかぎ  若葉
 なの花  愛称第三世代
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5002編成

コーポレートカラーでもある橙色をまとう、2本目の5000形。1979年に登場した、流鉄で最初の愛称"流星"を継ぎ3代目となりました。初代・2代目と3両編成だった"流星"としては初の2両編成です。
デビュー当日に東日本大震災が発生、2014年には車と衝突し5102が脱線するなど繰り返し不運に見舞われている編成。最近は元気なもようで、主力編成のひとつとして活躍中です。
3代にわたって「橙地白帯」でしたが、2019年9月からの全般検査時に塗装を変更し、これもまた3代にわたって愛称板の色だった空色が帯色に移動・昇格。「橙地空色帯」となりました。これにより流鉄史上初めて、有色帯の編成数が白帯の編成数を上回りました。
5002編成
流星(3- ①)
RYU-SEI
流鉄入線
2010年 9月28日
デビュー
2011年 3月11日
 
◇       ◇
Mc5102
Mc5002
←馬橋    流山→
↓ 全般検査に合わせ塗装変更(帯・前面窓周) ↓
5002編成
流星(3- ②)
RYU-SEI
デザイン公開
2020年12月 1日
デビュー
2021年 1月21日
 
◇       ◇
Mc5102
Mc5002
←馬橋    流山→
西武所沢車両工場製

編成概要

流鉄5002編成「流星」新塗装
流山方の5002側。
流鉄入線2度目の全般検査(入線時デビュー前の全検を1度目とカウント)時に、帯色が「空色帯」へ変更された。"流馬"をほうふつとさせるような色となっている。地色の橙色もそれ以前より薄め。
"さくら"に続いてブラックフェイスをとり止め、窓周りは帯色と同色になった。「窓の周りは黒」という譲渡前からの固定観念を打ち砕いた、斬新な塗装第2弾。
流鉄5002編成「流星」新塗装
馬橋方の5102側。
塗装変更は、"流馬"→"さくら"の時と同様にカラーが変わったのみ。側面のN字帯や前面窓周りなどの塗り分けに変化はない。
頻繁に「青帯」といわれるが、当編成の帯色を青とするのは誤りである。流鉄における青は、2001編成"青空"の車体色を指すため、それよりも明るい青系色である当編成の帯色は「空色・スカイブルー」とするのが正しい。
流鉄5002編成「流星」の愛称板
現在の愛称板。前後でネコの向きや星の数などが異なるデザインとなっている。2021年1月20日に行われた全般検査出場試運転時にカバーがとられた。
また、5000形では初めて中央に入った横線の色が赤となった。他の編成は(途中加入の"さくら"を含めた)6種類すべてに橙色の横線が入っている。
流鉄5002編成「流星」の車両諸元表記
2021年1月の全般検査出場試運転は、ここの表記が一切ないまま行われた。
試運転から運用開始の間に、写真のとおり車両諸元と赤い三角印のみが記載された。これまで通りなら車両諸元の下のスペースに検査表記が書かれるはずだが、記載されていない。
流鉄5002編成「流星」の検査表記
検査表記に関しては、運用開始後2か月ほどしてから車内からのみ確認可能な部分(連結部の窓下)に短く記載された。窓際に座らないと気付かない。
年の表記は"さくら"に続いて西暦。最初は検査出場月(21-1)のみだったが、2021年末には検査期限(29-1)も追記された。
流鉄5002編成「流星」の青系つり革
新塗装になった全般検査後は車内イメージも一新され、つり革が青系3種類に変更された。
"さくら"同様に優先席部分のつり革は従来通り橙色のままである。
流鉄5002編成「流星」のつり革に貼られたネコ柄シール
つり革の広告部分にはネコのイラストシールが貼られている。ドアとドアの間の長い部分のみで、運転台後ろ2人掛け・車両端部4人掛けの部分にあるつり革には貼られていない。
ドアとドアの間には14コつり革があり、左右合わせて28コ。5000形は3ドアなので、ドアとドアの間にあるつり革は全部で56コ。絵柄は56種類あると発表されているため、1両の中にはすべて異なる絵柄のシールが貼られていることになる(同じ絵柄は2両編成の各車両に1枚ずつとなる)。
流鉄5002編成「流星」優先席のネコ柄シートモケット
新塗装になってデビューしたのは2021年1月下旬だが、2月になって優先席のシートモケットが交換された。ネコの肉球が全体にちりばめられている。
"流星"オリジナルの優先席だと思われたが、後に他の編成にも波及している。
流鉄の全国交通安全運動号
春夏秋冬の年4回運転される交通安全運動号。2組4種あるうちのひとつ、松戸六実高校美術部によるデザインのイラストヘッドマークを掲げる"流星"。
自転車に乗る子供が描かれた青地のヘッドマークは、車体帯色の空色と同化する。
火災予防運動号
11月と3月、年2回の火災予防運動号。

これまでの姿

流鉄5002編成「流星」流山行
1979年の初代登場時より続いてきた「白帯」の姿は2020年末をもって見納めとなった。塗装変更前の5002編成「3代目"流星"①」流山行。
流鉄5002編成「流星」馬橋行
塗装変更前の「3代目"流星"①」馬橋行。
流鉄5002編成「流星」の愛称板
塗装変更前、2019年までの愛称板。車体色は橙色だが、この空色も"流星"にとっては重要な色で、空色地に白文字で「流星」と書かれたデザインは初代から変わらない伝統であった。
この空色は塗装・愛称板デザインが変わった現在でも受け継がれている。
流鉄5002編成「流星」
脱線事故からそのまま入場した1度目の重要部検査時(2015年12月出場)に片方のみ再塗装されたため、2019年9月の全般検査入場時までは再塗装された方とされなかった方で微妙に色が異なった。2号車・馬橋寄りのほうが色が濃かった。
流鉄5002編成「流星」全般検査
2019年夏からの全般検査で検車区に留置中の姿。
入場から1年近くが経った2020年12月に、塗装の変更が発表された。
流鉄5002編成「流星」デビュー時のヘッドマーク
2011年のデビュー時ヘッドマーク。ここにも空色と流れ星のマークがあしらわれている。
塗装変更後の2021年1月デビュー時には特製ヘッドマークが用意されなかった。特徴的な愛称板をデビュー初日から隠さないようにしたためだろうか。
100周年ヘッドマークを掲げる「流星」
以前の塗装時代、100周年ヘッドマークを掲出した"流星"。2016年3月からはじまり最終的に全編成へ掲げられたこのヘッドマーク、"流星"はトップバッターだった。
TXと流鉄のコラボラッピング
2016年夏に開催された「TX×流鉄 ご当地キャラクタースタンプラリー」の中の企画で、TXカラーの側面帯を張り付けた姿。流鉄5000形としては初の車体へのラッピングだった。
上の100周年記念ヘッドマークが外された翌日にこのラッピング姿で運用へ入った。
「りゅうのしん」デビューヘッドマークを掲げる5002編成「流星」
「りゅうのしん」誕生時のヘッドマークを掲げる"流星"。
令和5年5月5日記念号
「令和5年5月5日記念号」となった姿。2020年の令和2年2月2日から続くこの数字並び号、222および333は"さくら"・444は"なの花"ときて、555に"流星"が選ばれた。
「流鉄15周年」ヘッドマーク
2023年秋、「流鉄15周年」ヘッドマークを掲げて走行する"流星"。混色編成・"さくら"の次の第3走者となった。
2024年新年ヘッドマーク
2024年の新年ヘッドマーク掲出編成は"流星"。この塗装で年末年始を迎えるのは3回目で、初の新年ヘッドマーク走者となった。白帯時代を含めると、2017年~2018年の「みんなの流鉄号2018」ぶり。
令和6年6月6日記念号
令和5年5月5日記念に続き、「令和6年6月6日記念号」も"流星"となった。ヘッドマークにこの編成が描かれており、発表時から掲出編成は間違いなく"流星"だ……と思われたものの、まさかの"あかぎ"に掲出。6月6日直前に"流星"へと差し替えられた。

"流星"ギャラリー

青空の下、坂川をわたる5002編成「流星」
流山駅2番線で発車を待つ5002編成「流星」
住宅街の中に現れた空色のN字帯
平和台のまちを走行する5002編成「流星」馬橋行

これこそ"流星"!

5002編成の特徴は、ずばり……
<検査表記>
全般検査の出場年月や、次回の検査期限などが書かれる検査表記。5000形は通常、ホーム上から見える車両の側面に書かれていますが、この"流星"だけは位置が特殊です。連結面の妻面、車内からではないと見えにくい箇所に書かれています。表記についても他編成とは異なり、枠がないなどシンプルです。