流山線唯一の上下列車交換可能駅・唯一の橋上駅舎です。駅名は付近にあった小金城が由来で、その小金城の「御城印」も駅窓口で販売されています(合わせて「根木内城」の御城印も販売)。 地図上で見るとJR北小金駅よりも若干北にあり、松戸市内では最北の駅です。 小金城趾駅の「趾」は"足へんに止"。パソコン等の文字変換時に出てこないこともあります……。根気強く選択肢から探し当ててください。 また、この駅は流山線の駅で唯一旅客用のお手洗いがありません。ご利用の際は要注意!! |
▶ 所在地 | 松戸市 大金平四丁目 |
▶ ホーム | 1面2線 |
▶ スロープ | × |
▶ エレベーター | × |
▶ 券売機 | 1台 |
▶ お手洗 | × |
▶ その他 | 交換駅 御城印 |
▶ ロータリー | 西側 |
▶ 公衆電話 | 西側 |
▶ 郵便ポスト | 東側 |
▶ コンビニ | 500m |
1953- 12-24 | 現在より500mほど 南に開設 当時は棒線駅 |
1967- 4-30 | 現在地へ移転 |
1967- 7- 1 | 上下列車の交換を開始 |
1981- 5- 1 | 跨線橋が完成する |
2015- | 駅東側通路と一体化していた 大金平団地が解体される |
2018- 4 | 駅ナンバリング導入 |
小金城趾駅の東側(大金平側)。写真の左方向が馬橋方面。もともとは県営大金平団地と直結した構造だったが、耐震性の問題から2015年に団地は取り壊された。 団地解体後、東側の出口は塞がれていたが、しばらくしてから下記の階段が設置された。2017年4月には写真のような時間貸しの駐輪場が開設された。 |
2016年2月に設置された東側の階段。流山線6駅の中でも新しさで1、2番を争う構造物だが、屋外のためすでに見た目が…… |
一連の構造物が、「小金城趾駅」であることを示すおそらく唯一の看板。駅東側の階段わきにある。 材質はおそらくラミネート加工された紙。雨水をもろに受ける場所で劣化しやすいためたまに交換されるが、新しくなるごとにデザインが若干変わる(配置、書体、枠のありなしなど)。 |
小金城趾駅の西側(横須賀側)。新坂川を越える歩道橋と一体になっている。写真の階段から線路の上までの管理者は松戸市。 東側の階段とは違いかなり古く(銘板の竣工表記は1981年3月)、上に乗ると段が揺れたり音を立てたりする。少し怖い。 |
駅舎は線路の上にある。窓口は1981年の西側出口の開設(跨線橋の完成)にあわせ橋上へ移設されたと思われる。 現在の窓口は4代目か?(棒線駅時代、移転後地上駅舎時代、団地内に窓口時代、現在の橋上駅舎時代) |
山側の下から見た駅舎全景、左奥が馬橋方面。改札は上下線の線路の間、券売機や窓口は上り線の線路の直上。 |
駅舎内のようす。出改札がかなりコンパクトにまとまっている。券売機は流山線内で最も新しいタイプ。 この駅の窓口にはビデオフォン(円の中に小さい穴が開いている、いわゆる「窓口」「チケット売り場」と聞いて想像するアレ)がない。 改札・券売機と向かい合う状態で飲料の自動販売機が設置されている。 |
改札の雰囲気はひと世代前そのもの。金色の「改札口」という文字、豪快な楷書体の「定期旅客運賃表」、色あせた青い「定期券拝見」のプレートなど。 |
改札からホームへ下りる階段を、ホーム側(下)から。 |
流山行の"なの花"が2番線に到着しているところ。早朝・深夜の数本を除く、9割近くの列車が当駅で交換を行う。馬橋行は1番線、流山行は2番線に入線する。 上下列車の交換がない早朝・深夜でもそれぞれ発車番線は変わらない。 |
基本的には先に下り流山行が到着した後、ポイントが転換し上り馬橋行が入線してくる。が、接続するJR常磐線の遅れにより馬橋駅で接続待ちをした場合など、入線の順序が逆になる場合もある。 上下列車が同時に入線することはできない。タイミングが被った場合は、どちらか一方が赤信号の手前で停車することとなる。 |
駅の北側にある14号踏切内から見た駅全景。ホーム屋根は2両分で、かつて在籍した3両編成の車両が停車する場合は流山方の一部が屋根からはみ出していた。 現在のこのホームは、かつての写真を見るに橋上駅舎化時(1981年前後)の完成と思われる。それまでの旧ホームはこのホームの新坂川寄りに隣接しており、現在は跡形もないが14号踏切付近から出入りする構造だったようだ。 |
2020年2月に完成した新タイプ駅名標。流山線の駅では5番目の導入である。タイプとしては3次型で、スペースの問題かほかの駅のものよりひと回り小さい。 直上にホームの蛍光灯があり、夜間でもうまく照らされる。 |
ナンバリングシールは他駅同様に後貼りである。平たい場所のみならず丸い筒状の箇所にも貼り付けられていたりする。 |