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流山線の総合拠点。流鉄の本社建屋、車両基地機能、運行の指令機能などはすべてこの流山駅周辺に集まっています。 1916年の開業時からずっと終点となっています。延伸計画が何度か出たものの、結局すべてかないませんでした。駅から出て振り返ると目に入る、大きな赤い屋根がトレードマークです。 距離上の起点は反対側の馬橋駅ですが、運用上の起点はこちらの流山駅です。現在は馬橋駅滞泊となる運用がないため、所属する車両はすべてこの流山駅で翌日朝を迎えます。 |
▶ 所在地 | 流山市 流山一丁目 |
▶ ホーム | 1面2線 |
▶ スロープ | ○ |
▶ エレベーター | 地上駅 |
▶ 券売機 | 2台 |
▶ お手洗 | 改札外 |
▶ その他 | タクシー待機 御城印 |
▶ ロータリー | 駅前・東口 |
▶ 公衆電話 | 300m |
▶ 郵便ポスト | 駅前 |
▶ コンビニ | 500m |
1916- 3-14 | 流鉄開業と同時に開設 |
1929- 3 | 「万上線」敷設 |
1969- 11 | 「万上線」が廃止 |
2016- 3-12 | 駅前にて「流鉄開業100周年記念祭」 が開催 |
2018- 4 | 駅ナンバリング導入 |
2019- 3- 1 | 「流鉄流山駅観光トイレ」完成 (旧トイレをリニューアル) |
2022- 10 | 朝の交互発着終了 |
流山駅の正面。出入口は西側のここのみ。入口横には大量に自動販売機がある。見切れているが特に写真よりも右側に多い。 駅前には基本的にタクシーが待機。流山市役所はこのすぐ裏、少し小高いところにある。徒歩3~4分ほど。 |
これが「流山市の中心駅」。誰が何と言おうと、おおたかの森でも南流山でも運河でもなくここ流山駅が市の中心。現・東武野田線の方が若干開通時期が早かった、というお話は内緒…… 改札から延びるこの道をまっすぐ西へ行くと江戸川にたどり着く。 |
改札脇には券売機が2台と窓口が1箇所。 タッチパネル式の券売機では裏の黒い磁気券を発行(全駅の券売機がそうである)。かつては馬橋駅接続のJR線連絡きっぷを発売しており、「流鉄の駅で発行したきっぷで自動改札を通る」という体験が可能だった。 |
改札の目の前に通常使用される1番線がある。 ICカードの残高不足で引っかかる、なんてことはない。定期券や回数券を持っていれば財布を取り出す必要もない。駅舎に入ってから電車に乗り込むまでは最短3秒だ(笑) |
ほとんどの電車が発着する1番線は、そのまま検車区へつながっている。車止めがあるのはかなり奥。 |
2番線側はこのように車止めがある。車止めの直前に電車が停まるという「終着駅」感が出るのは、どちらかというとこの2番線。 早朝・深夜の一部列車および車両交換時に2番線を使用する。午前中は基本的に車両が停車していない。 |
次の馬橋行列車が2番線からの発車となる場合、このような表示を改札に出すことが多い。 |
2018年に完成した新タイプの駅名標。ホームの中央に鎮座している。この駅名標は完成時からナンバリングがある。 |
東側から眺めた駅全景、塗装変更前の"流星"が到着する場面。左奥が馬橋方面。 |
ホームには"流星"カラーの自販機がある。かつては並べて見るとそっくりだった。 2021年の検査出場時に実車両のほうの塗装が変更され、写真のように不思議な絡みが発生するようになった。自販機のほうを実車に合わせて塗装変更する、といったような予定はなさそうだ。 |
ベンチはカラフル。冬季には座布団が敷かれる。 |
1番線には標準タイプの乗車位置目標が貼ってある。 対してこちらの2番線は、3両編成の所属していた時代からある黄色いもののままとなっている。ただし、2番線側に並んで列車を待つという事態はそもそもほぼ存在しない。 |
出発信号は赤青の2灯・LED。 |
2番線から出発する"あかぎ"。1番線からの発車時と違って、ポイント通過の際に速度制限があるようだ。 |
2番線から出発する列車を駅の南から。朝ラッシュ時の運用変更にともなって、このような光景のレア度がかなり上がった。 |
流山駅の南側で、上が馬橋方面。見えているホームは2番線。右の線路は「万上線」の跡である。万上線は流山駅から白みりんの製造工場まで続いていた貨物線で、1969年まで存在した。 線路は写真後方でいったんスイッチバックし、流山駅から南西方向へ続いていた。詳細はみどころのページに記載する。 |
駅北側に隣接している検車区。流山線を走る車両の各種検査や塗装などはここで行われる。 脇にはかつて本社として使用されていたという木造2階建ての建物も。一説によれば流山線開通当初である一世紀以上前から建っているとも。 |
2019年3月のトイレリニューアルにともない、トイレは改札内から改札外へ変更になった。場所自体は変わっておらず、入口が変更されたかたち。 駅舎入口にはトイレの位置を示すプレートが貼られた。 |
トイレの名称は「流鉄流山駅観光トイレ」。駅利用者をはじめとした観光客誰もが利用できるようになった。 プレートの右下には「ちばおもてなしトイレ」を示すシールが貼られている。 |